2006年 12月 18日
世界を救うのはあなたです! 私は無理です。(ノ_・。)
誰か合格して、、、
ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい!
泣きながら目が覚めた。。
空港にいた。
壁にもたれ座る男と目が合った。
『寒いんだ、、毛布をかけてくれないか…』
その目は腐ったように白濁し、足元の毛布を引き寄せようと伸ばした手は、、
皮膚が剥がれ、ジュクジュクとした汁が滴っていた。
怖かった。
彼に近づくのも、彼が触ったであろう、その毛布に触るのも、、怖かった。
急ぎ足でその場を立ち去ろうとした瞬間、、
彼が起き上がるのが目の端に映った。
振り向くと、、
すぐ目の前に男が立っていた。
『ただ、毛布を掛けて欲しかっただけなんだ、、寒かったんだ、、、』
足がすくんで動けなかった。
彼は、、優しく私の頬にキスをした。
空港の人込みの中、、立ち尽くす私。
多くの人達が私の側を通り過ぎて行く。
私が、、彼らを殺す。
私の中で息づき始めた「何か」で。。
空港から世界へ散らばる彼らは、その「何か」を運び、、
そして、、人類は絶滅する。
せめて、これが悪魔の仕業なら、、、
彼が消える時、、一瞬見えたあのシルエットは、、、
眩い光の中に浮かんだあの姿は、、
誰にも、、何者にも、、
救いを求めることの出来ない絶望の中、、ただ立ち尽くしていた。
「人間は存続させる価値があるかどうか」
を、人間代表としてテストされた感じでした。
すいません。。
不合格のようです。 (;_______;)私のせいで滅びたらゴメンなさい!
誰か、、今夜、彼に毛布を掛けて下さい。
人類を救って下さい。。。。
X-ファイルの見過ぎのようです、、今夜は楽しいTVを見なきゃ!!
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by ringo-diary
| 2006-12-18 23:38
| 『見た』 話。。