りんごのページ日記

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メビウスレター。  読んでみた。

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キミへ



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 メビウスレター
 北森 鴻
 講談社文庫 2001年2月15日発行



 男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。
 数年後、作家・阿坂龍一郎宛てに事件の真相を追跡した手紙が、次々と
 送りつけられる。
 なぜ阿坂のもとに?そして差出人の正体は?阿坂は人妻のストーカーに付け狙われ、
 担当編集者は何者かに殺害された。
 すべてがひっくり返る驚愕の結末とは!?傑作長編ミステリー。
  内容(「BOOK」データベースより)


  はじめて手紙を書くよ。 今はもうどこにもいないキミに。
  
  キミの本を読むのは、これで4冊目かな、、
  骨董品屋のおやじの話、、名探偵のような民俗学者の話、、
   どれもとても面白く読ませてもらったけど、
  この本は面白いだけじゃなく、、とても驚かされたよ。

  終盤まで、”彼” が何者かもわからなかったし、、
  いざ 「なるほど、、そういう 事だったのか…」
  と、納得しかけた後の、、あの、どんでん返し、、

  ぼくは、そのページ、いや、その一行を何度読み返したことか、、
  誰もいない職場で 「うそやん!」 って呟いてしまった程さ。

  キミが側にいたら、、
   キミが狙ったとおりの反応のぼくを、、きっと笑っただろうね。

  キミの本をもっと、もっと読みたくて、、、
  キミの本が 面白いから読んでみては?
    と薦めてくれたダンナに聞いてみたんだよ、キミの事。キミの他の作品の事。

  彼が教えてくれたよ。
  キミは若くしてもう亡くなっていたんだね。

  この本の中でキミは、ゴーギャンやゴッホを例えに
   「鋭すぎる精神のアンテナは、時として持ち主をも壊してしまうんだ。」
  そう書いているね。

  ぼくは、キミもその鋭すぎる精神のアンテナを持っていた人なんだと思うよ。
  だから、早くして逝ってしまったんだね。

  今出ている以上の作品はもう読む事は出来ないけど、、、
  それは、とても残念な事だけど、、
  まだ、ぼくは4冊しかキミの本を読んでないからね、
   あと何冊あるか分からないキミの本を、これから全て読むことにしたよ。
  今はもうどこにもいないキミからの素敵なプレゼントだね。

  もうキミに手紙を書く事はないかもしれない。
  なぜなら、キミの残した本を読むのに忙しくなるからね。
  キミの本、全てを読み終えた時、どれだけ寂しくなるだろう…
  今は、そんな事考えないように努力するよ。
  まずは、 ”花の下にて春死なむ” を読もうと思ってるんだ。。

  2010年8月5日

  今はもうどこにもいないキミへ。

  ファンの一人より。


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Commented by sunlightk at 2010-08-07 15:15 x
北森 鴻さんの作品、まだ読んでいませんでした。記事を拝見して、チャレンジしたくなりましたよ~~。
「どんでん返し」、楽しみです。

それにしても、お弁当の美味しそうなこと!見てるとおなかぎゅるぎゅる~となりそうです。
Commented by ringo-diary at 2010-08-07 22:01
>sunlightkさん
 この本は、本当に、最後、、、えーーー! って言いますよ。。
 ('ー'*)フフ・・ お試し下さい。。

 お弁当、、、ありがとうございます。
 そういうお言葉で、、なんとかやる気を継続させてます。。 (^^;)
by ringo-diary | 2010-08-05 17:45 | →本の記録。。 | Trackback | Comments(2)